チームへのコスト意識は大事、でもそれよりも物語思考がもっと大事 #13

こんにちは。

外資広告代理店マネージャーのSです。

今回はチームへのコスト意識は大事、でもそれよりも物語思考がもっと大事について書いていきます。

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組織運営の際、皆さんはどこを常に意識されておりますでしょうか?

高利益体質、黒字化、カルチャーの形成、育成体制の構築のなど、たくさんの意見が挙がってくると思います。どれも重要ですね。

個人的な所感としては、一番最初に「高利益体質」、「黒字化」といったコスト部分を意識されたキーワードが挙がってくる印象です。もちろん、事業部やその下のスモールチーム毎にコスト意識を持って、黒字組織として社内の利益を稼ぐことは大事です。

ただ、本当にそれだけでいいのでしょうか?その利益は誰のものでしょうか?

なので、意外と見落としがちなチームの運営ポイントを解説していきます。

目標が最終ゴールになっていないか見極める

例えば、あなたが未上場のベンチャー企業で働いていたとします。会社の経営陣から、xx年後に上場することを視野に入れてるよ、黒字化/生産性しっかり見ていくよ、などのメッセージを受け取る機会があるかもしれません。その際、その未上場企業にとって、株式上場(IPO)が一つのゴールとなっています。優秀な経営者は上場後のもっと先を見た大きなビジョンを持っていたりしますが、割合はわずか、そして下まで浸透していないケースが多々あります。

では、会社として目指しているゴールの一つ=株式上場(IPO)が社員全体にも浸透しているが、より先の大きなビジョンが全く浸透していない場合、基本的には全社員の頭の中には、上場するためにできる限り案件をとってくる、黒字化を意識する、生産性を意識するといったように、目標が最終ゴールと化してしまうケースがあります。

その際、仮に上場できたとしましょう。上場後、組織はどうなりますでしょうか?

おそらく大半の人が目的意識・戦意を失い、大量離職すると考えられます。

なので、目標が最終ゴールになっていないか予め見極めることは大事なことの一つになります。

物語思考を重視し、ここにいる理由を示唆する

マネージャーの皆さんは今一度、振り返ってみてください。

先程の目標の最終ゴール化を避けると共に、ここにいる理由をしっかりとメンバーに伝えることができていますでしょうか?

以下、面接時に大事にしたいポイントに関して解説をしましたが、まず第一に、組織のビジョン/バリューに基づいたカルチャーにしっかりフィットできるかどうか大事になります。一見すると面接官だけが重視していると思われがちですが、意外と多くの候補者もここを見ていたりします。

https://manager-book.com/recruitment-mana…interview-career/

 

自分の時間を自分が働きたいと思える会社に投資をするわけですから、それなりに組織のビジョン/バリューに基づいて、xxを学びたい、xxさんと働きたい、そして経験スキルを増やして市場価値を上げていきたい。そういったここで働く理由(≒ここにいる理由)を自分の中に落とし込んでいます。

そのため、前述のコスト意識のみならず、その組織/チームをどのようにしたいのか、

マネージャー自身が物語思考で考える必要があります。

例えば、私の組織でいうと以下のような構成でメンバーに展開してたりします。

【ビジョン】

顧客のグロースパートナーとして働く

仕事はもちろん会社のため、自分のためといった要素が強いと思いますが、私の組織はクライアントファーストをできる限り心がけております。仕事はクライアントがあってのものと考え、クライアントの成長のためにできることを増やそう、結果として市場価値の高い人間になろうという方針を提示しています。

【バリュー】

1) 課題抽出/発見作業に全力を尽くす

2) 1)に基づいた提案活動を実施する

どのクライアントにも課題はつきものなので、クライアントの成長のためにはここはないがしろにできません。課題抽出/発見に基づいた提案という枠組みは基本中の基本なので、誰でも取り組みやすく、継続して価値提供ができるものにしています。

このように見ていくこと、これらがあるだけでも、このチームにで働く理由が明確化されるので、会社の目標とは別に、意思のある活動が各メンバーから生まれます。

意外と見落としがちな点ではあるので、組織/チームを運営するマネージャーは十分気をつけていきたいですね。

ビジョン・バリューに続くミッションに関しては、やるべきことの具体的な内容になりますので、今回は割愛します。またの機会に解説できればと思います。

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